【写真つき】生姜麹の作り方!簡単に作れるレシピも紹介

こんな悩みはありませんか?
  • 生姜麹を作ってみたいけど使い方がわからない。
  • 生姜麹を使ったレシピが知りたい。
  • 生姜麹ってどれくらい日持ちするの?

こんにちは!食育・美腸アドバイザーのあさママです。

今回は生姜麹の作り方について、画像つきで解説していきます。

生姜麹は作り方が簡単で、夏場は3~7日、冬場は10~14日ほどでできあがります。

1度作れば冷蔵庫で3ヶ月ほど保存できるので、ぜひ1度作ってみてくださいね。

また、「生姜麹の栄養素と効果」「生姜麹を使ったレシピ」についても解説していきます。

それでは本編へどうぞ!

あさママ

本記事の信頼性

・美腸栄養学の資格保持
・3年前から化学調味料を使わない食生活を実施
・食事改善で、花粉症改善、肌質改善、免疫力向上の効果を体感

目次

生姜麹の栄養素と効果

生姜

生姜麹の主材料である生姜には、生姜特有の成分としてシネオール・ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンが主に含まれており、殺菌作用・疲労回復・むくみの改善・老化防止など、様々な効果が期待できます。

生姜単体でも効果は期待できますが、麹と一緒に摂取することで、より相乗効果が生まれます。

シネオール

香りの成分であるシネオールは、食欲増進・夏バテ解消・疲労回復・消炎作用があると言われています。

また、発汗を促進させ身体を温めてくれるので、冷え性改善にもつながります。

ジンゲロール

辛味の成分であるジンゲロールは、胃腸の消化不良を改善して、吐き気を抑える作用があります。

乗り物酔いなどによる吐き気やつわりにもおすすめです。

また、血の巡りを良くしてくれるので、肩こり・頭痛・腰痛・むくみの改善にもつながります。

ジンゲロン

ジンゲロンは、生姜を加熱することによりジンゲロールから変化する成分で、抗酸化作用を持ち、老化予防に効果が期待できます。

また、胃液の分泌を促進して、消化吸収を助ける役割もあります。

ジンゲロンは強い殺菌作用があり、食中毒の予防にも効果が期待できます。

ショウガオール

ショウガオールは、生姜を加熱することでジンゲロールから変化する成分で、血液の循環を促し身体を芯から温めてくれるので、冷え性の改善につながります。

生姜麹の作り方

5人家族で1か月程度で使いきる量で解説をしていきます。

保存期間は、仕込み時期や発酵具合にもよりますが、冷蔵庫で保存し、3ヶ月以内で使い切るようにしましょう。

手順1 蓋つきの瓶を消毒します。

今回作る量ですと、瓶は800ℊ~1ℓのサイズがおすすめです。

我が家ではパストリーゼ77を吹きかけて、キッチンペーパーで拭いて消毒しています。

しっかり蓋やパッキン部分まで消毒してくださいね。

消毒液を使いたくない方は、煮沸消毒をおすすめします。

消毒
ドーバーパストリーゼ77とは

酒造会社が作られた、酒造用と同等の上質な醸造用アルコール(100%さとうきび由来)を使用しているため、食品に使っても安心な除菌スプレーです。

手順2 材料を準備します。

4人家族以上の方は倍の量で作るのがおすすめです。

生姜麹の材料

生姜:50g
麹:100g
塩:35g
水:100g

生姜麹 材料
おすすめの米麹と天日塩

今回使用した米麹は白雪印の国産米使用の米麹です。

お塩はミネラル豊富な天日塩がおすすめです。

手順3 生姜をすりおろします。

すりおろし方は、フードプロセッサーでもすりおろし器でもどちらでも大丈夫です。

しょうが すりおろし

手順4 材料を全て混ぜ合わせます。

生姜麹 仕込み
生姜麹 仕込み2

消毒した瓶に、すりおろした生姜50g、麹100g、塩35g、水100gを入れて、消毒したスプーンで、全体が混ざるように15回ほどかき混ぜます。

これで仕込みは完成です。

蓋をして、直射日光、冷房、暖房に当たらない場所に置き、夏場は3~7日、冬場は10~14日ほど置いておきます。

お部屋の温度により多少前後しますので、麹が柔らかくなったら完成です。

1日1回、蓋をあけて全体が混ざるように、下から上へ満遍なく15回ほど混ぜてあげてくださいね。

仕込み2日目

生姜麹 仕込み2日目
生姜麹 仕込み2日目 水足し

1日経つと麹が水分を吸ってパサパサになるので、お水が麹ひたひたになるまで足してあげてください。

お水を追加する場合は必ずお塩も一緒に足してくださいね。(例 水3:塩1)
塩分濃度を下げてしまうと、腐敗の原因にもなります。

仕込み5日目

生姜麹 仕込み5日目

まだまだ芯の固い麹があるので、もう少し様子を見てみます。

仕込み14日目 完成。

生姜麹 14日目 完成

出来上がりは、夏場は3~7日、冬場は10~14日ほどが目安です。

あくまでも目安なので、麹が舌でつぶせるくらい柔らかくなったら完成です。

保存期間・保存方法

生姜麹を作るときに消毒してあるので、そのままの瓶の状態で、冷蔵庫に入れて3ヶ月ほど持ちます。

期間内でしたら腐ることはほとんどありませんが、異臭がしたり、酸味を感じたりするようになったら使用するのをやめましょう。

生姜麹を使ったレシピ

生姜の代わりには生姜麹がおすすめですが、にんにく塩の代わりにはにんにく麹、中華だしを使うお料理にはねぎ塩麹、コンソメを使うお料理には野菜麹や玉ねぎ麹、イタリアンやフレンチにはトマト麹、いつものおつまみに簡単に一癖つけたい時にはニラ醤油麹が活躍します。

生姜麹 肉団子スープ
身体あったか生姜スープ(5人前)

【スープ】
小松菜 1袋
きのこ類 1株分
白滝(春雨) 1袋
水 1ℓ
生姜麹 大さじ5
ごま油 大さじ1
ごま 大さじ1

【肉団子】
ひき肉
豆腐
長ネギ
きのこ
生姜麹(塩麹)

生姜麹やごま油の量など、お好みで調整してください。

スープに白菜・人参、肉団子に大葉など、お好みの具材を入れて野菜たっぷりで食べてみてくださいね。

まとめ

今回は、生姜麹の作り方を解説しました。

夏バテ解消・殺菌作用・冷え性改善など、様々な効果が期待される生姜麹は、風邪のひきやすい時期や、クーラーなどで冷えてしまう夏には、特に積極的に摂取することをおすすめします。

1度作れば冷蔵庫で3ヶ月ほど保存できるので、ぜひ1度作ってみてくださいね。

3児のあさママ食育中では、無添加、無農薬、オーガニックを大切にした記事を紹介しています。

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