- トマト麹を失敗せずに作りたい。
- トマト麹を作ってみたいけど作り方がわからない。
- トマト麹を作ってみたけど失敗したので、原因を知りたい。
こんにちは!食育・美腸アドバイザーのあさママです。
今回はトマトピューレを使った、トマト麹の失敗しない作り方について、画像つきで手順を解説していきます。
トマトピューレのみで作ると水分量が少ないので、トマトを追加して調整しましょう。
また、「トマト麹の美容・健康効果」「おすすめの使い方」についても解説していきます。
それでは本編へどうぞ!
本記事の信頼性
・美腸栄養学の資格保持
・3年前から化学調味料を使わない食生活を実施
・食事改善で、花粉症改善、肌質改善、免疫力向上の効果を体感
トマト麹の健康・美容効果!
トマトといえばリコピン
トマトの栄養素といえばリコピンですが、このリコピンはトマトを赤くしている色素であり、カロテノイドという成分に分類され、抗酸化作用・生活習慣予防にも効果が期待されています。
他にもビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維など、栄養素が豊富なため、美肌効果・免疫力向上・むくみ解消・腸内環境改善にも繋がります。
麹の豊富な栄養素
麹には、100種類近くの酵素が含まれているとも言われ、その一つ一つがそれぞれの役割をもっています。
麹に含まれる酵素の働きにより善玉菌を増やし、食物の栄養を分解して消化・吸収を促進し、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
腸内環境の改善によりダイエット・美肌作り・免疫力向上・体全体のアンチエイジングにも効果が期待できます。
麹菌は発酵の過程でビタミンB2やB6、ナイアシンなどのビタミンB群を生成します。
ビタミンB群には疲労回復・精神安定・貧血予防・美肌作り・代謝促進に期待されるといわれております。
さらに、麹には酵素によって生み出された必須アミノ酸やカリウム、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。
トマト麹はは美味しいだけでなく、トマトと麹の両方の栄養を摂取でき、美容と健康に効果をもたらしてくれる、優秀な発酵調味料です。
トマト麹のおすすめの使い方
イタリアンやフレンチにはトマト麹がおすすめですが、コンソメを使うお料理には玉ねぎ麹、にんにく塩の代わりにはにんにく麹、生姜の代わりには生姜麹、中華だしを使うお料理にはねぎ塩麹、いつものおつまみに簡単に一癖つけたい時にはニラ醤油麹が活躍します。
お好きなお野菜
パスタ 1人前
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
トマト麹 大さじ1
フライパンでオリーブオイルとにんにくを炒めます。
お好きなお野菜とパスタを入れて、最後にトマト麹を混ぜ合わせたら完成です。
簡単!トマト麹の作り方
5人家族で1か月程度で使いきる量で解説をしていきます。
保存期間は、仕込み時期や発酵具合にもよりますが、冷蔵庫で保存し、1か月~3か月で使い切るようにしましょう。
手順1 蓋つきの瓶を消毒します。
今回作る量ですと、瓶は800ℊ~1ℓのサイズがおすすめです。
我が家ではパストリーゼ77を吹きかけて、キッチンペーパーで拭いて消毒しています。
しっかり蓋やパッキン部分まで消毒してくださいね。
消毒液を使いたくない方は、煮沸消毒をおすすめします。
酒造会社が作られた、酒造用と同等の上質な醸造用アルコール(100%さとうきび由来)を使用しているため、食品に使っても安心な除菌スプレーです。
手順2 材料を準備します。
次の量は5人分なので、1人分は5分の1で計算してください。
トマトピューレ:300g
米麹:200g
塩:75g
今回使用した米麹は白雪印の国産米使用の米麹です。
一袋200gと計らずに使えるのでとても便利ですよ。
お塩はミネラル豊富な天日塩を使用しました。
手順3 材料をすべて混ぜ合わせる。
消毒した瓶に、トマトピューレ300gと麹200g、塩75gを入れて、消毒したスプーンで、全体が混ざるように15回ほどかき混ぜます。
これで仕込みは完成です。
蓋をして、直射日光、冷房、暖房に当たらない場所に置き、夏場は2~5日、冬場は7日~10日程置いておきます。
お部屋の温度により多少前後しますので、麹の状態をよく見ましょう。
1日1回、蓋をあけて全体が混ざるように、下から上へ満遍なく15回ほど混ぜてあげてくださいね。
仕込み2日目
今回トマトピューレを使ったため、水分が少なそうなので、トマト100gをミキサーにかけたものと、塩15gを追加しました。
量が増えたため容器を2つに増やしましたが、1つでも足りる容器でしたら1つのままで大丈夫ですよ。
仕込み5日目
まだ少し芯が残っているので、もう少し様子を見ます。
仕込み7日目 完成。
今回は7日目で完成しました。
麹は舌でつぶせるくらい柔らかくなり、全体的にとろみもあります。
トマト麹の失敗しないポイント
トマト麹を作る際には、次のポイントに気を付ければ大丈夫です。
- 塩分濃度を下げない。
(トマトを追加する際には塩も足しましょう。) - 直射日光、冷房、暖房に当たらない場所で保管する。
- 毎日全体が混ざるように15回ほどかき混ぜる。
- 使用する器具を消毒する。
しっかりと消毒した容器で、上記手順で作れば、美味しいトマト麹ができあがりますよ。
まとめ
今回は、トマト麹の失敗しない作り方をトマトピューレを使って解説しました。
この記事通りの作り方で作れば失敗せずにトマト麹を作ることができます。
3児のあさママ食育中では、無添加、無農薬、オーガニックを大切にした記事を紹介しています。
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